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オンラインゲームでの詐欺、対人トラブルとその対応・防ぎ方

オンラインゲームプレイ時に巻き込まれる恐れのある詐欺・対人トラブルに関する情報を紹介します。 気をつければ回避できるものがほとんどですので、現実の生活と同様、怪しい話には注意しましょう。

詐欺・窃盗被害を防止する為に

オンラインゲーム内でも、言葉巧みに近寄ってきて人を騙す人がいます。 以下で、例と対処法を紹介していきます。

装備・アイテム持ち逃げ(1)

「その装備を付けた姿のスクリーンショット(写真画像)を撮りたいので、ちょっとの間でいいからその装備貸して貰えませんか?」

「狩りの間だけその装備貸して貰えませんか?」

こんな風に持ちかけてくる人がたまにいます。
ただ、オンラインゲームは現実とは違い「ログアウト」することができます。 つまり、貸した瞬間に相手がゲームを終了することができるのです。 自分から見ると、突然相手が消えてしまうわけです。
分かりやすく言えば、追いかけようが無い「持ち逃げ」ですね。
ログアウトしてしまったが最後、相手を捕まえることはできません。 何せ、相手がいつ再びゲームに入るかがもう分からないからです。
なので、心底信頼できる仲間との貸し借りは別として、基本的には装備の貸し借りはしないようにしましょう。 特に、あまり面識の無い人との貸し借りは厳禁と言ってよいかと思います。
装備・アイテム持ち逃げ(2)
ゲーム内での装備・アイテム売買時に、以下の様なことが起こる可能性があります。

「自分はアイテムを渡したのに、相手がその代金を支払わないで逃げてしまう」

「自分は代金を払ったのに、売ってもらえるはずだったアイテムを相手が渡さず逃げてしまう」

システム的にトレードシステムの様なものがある場合は、必ずそれを利用しましょう。 その際は、アイテムのみの先渡し・代金のみの先渡しはせずに、取引したいアイテムと代金を同時に交換するように注意することが必要です。 露店(店を出せるシステム)やオークションシステムがある場合も、それを利用すると良いでしょう。
要するに、アイテムとお金を同時に取引できない場合、もしくは時間差をもって取引しようと言ってきた場合は要注意!ということです。 これは、現実と同じことです。 現実で言えば、常連でも無いのに「お勘定はツケで」と言うようなものでしょうか。

対人トラブルを避ける為に

オンラインゲームは1人で遊ぶゲームでは無い為、対人トラブルが起こってしまう可能性があります。 楽しくオンラインゲームをプレイできるようにする為、気をつけておいたほうが良いことをいくつか紹介します。

基本は現実と同じ
ネット上では、自分が誰なのかを明かさないで行動できます。 その為、本名はもちろんのこと、顔も声も、体格も、性別も明かさなくても大丈夫です。
ただし、だからといって何をやってもいいという訳ではありません。 基本的には実生活(現実)と同じです。 例えば
  • 周りの人が親切にしてくれたら、きちんとお礼を言う。
  • 相手の嫌がること・相手を傷つけることはやらない。
  • 人の悪口を言わない・誹謗中傷行為をしない。
  • 違法行為、運営会社が定める禁止行為を行わない。
  • 約束はきちんと守る。守れなかったらしっかりと謝る。
等があります。
ただオンラインゲームの場合、人によっては「悪者を演じる」という場合もあるかもしれません。 RPG(ロールプレイングゲーム)のロールプレイは元々「役割を演じる」という意味なので、そういう人も中にはいます。
ただしそのような場合でも、相手の心を傷つけるようなひどい暴言や違法行為はやめた方が良いと思います。 遊びといっても、限度はしっかり見極めた上でということです。
文字だけで伝える難しさ
ボイスチャット等を除いて、ほとんどのオンラインゲームは文字やキャラクターの動きだけで相手に自分の意思や感情を伝えます。 ただ、文字だけで全てを伝えるのはかなり難しいです。

例えば、「会って話す場合」「電話で話す場合」「メールでやり取りする場合」は、伝わる情報が全然違うと思います。
実際会って話している場合は、話の内容だけでなく、声のトーンや相手の表情、体の動き、全体的な雰囲気等、情報がふんだんにあります。 電話の場合も、話の内容に加え、声のトーンは分かります。
ただメールの場合は、話の内容のみしか分かりません。同じ言葉であっても、冗談めかして言った場合と、真剣に話しているのでは大違いということです。
オンラインゲームもメールと同じく、基本的には文字だけでコミュニケーションをとらなければなりません。 何気なく書いてしまった言葉でも、相手の取りようによっては相手を傷つけてしまうこともあります。 自分はそんなつもりで言ったのではなくても、です。
なので、基本的にマイナスに受け取られる可能性の高い言葉はあまり使わないように心がけると良いと思います。
むやみに個人情報を言わない
オンラインゲームをやってる時点である程度同じ趣味(ゲーム好き)ということもあってか、軽い気持ちで個人情報をゲーム内で発してしまう人がいます。 ただ、インターネット上と同じく、むやみに自分個人が特定される様な情報を話すのは控えましょう。
例えば、「どこに住んでるの?」と聞かれた場合、「東京」等の都道府県、もしくは東京23区といった大雑把なもの位なら全然問題は無いと思います。 ただ、市区町村+何丁目、○○線のXX駅が最寄り駅といった、明らかに範囲が特定できる情報は控えた方がいいでしょう。女性の場合は特に。
名前も、良くある名字ならば名字くらいはいいのかもしれませんが、氏名全部を教えるのはやめた方が良いと思います。 珍しい名字の人は、それだけで出身地が分かったり、ある程度家族が特定される場合もあるので控えた方がよいと思います。 できればゲーム内のキャラクター名で通すか、インターネット上で使っているハンドルネーム(作家のペンネームの様なもの)を使った方が安全かと思います。
電話番号、通学している学校名、勤めている会社名等も、もし聞かれても教えない方が賢明です。
ゲーム外でも連絡を取り合いたい場合は、フリーメールやツイッター、SNS等を使うと良いでしょう。